人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


傭兵 クロイツ

>>351
声を低め、ゆっくりと息を吐く。

……4年前の彼の容態は、少しずつ快方に向かっていた。
体に負担のない範囲での的確な投薬と、無理のない生活習慣。
確かに医療費は嵩んではいたが、二人の収入で、充分賄える範囲のもので。

彼が自分を脅迫しようとしているということよりも、その事実に、胸が重くなる。]

………戦場などに出て来たのも、…それが、理由か…?

[自嘲を含んだ小声は彼に届いたか。
――届くにしろ届かぬにしろ、簡潔な言葉と共に、彼との通信は不意に途切れた>>352

(435) 2013/06/25(Tue) 00:00:06

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