[談話室を出かけたところで、近付いてくる姿>>434に。
普段は避ける相手が、どうしたのかと思い、足を止める。
掛けられた言葉に、納得した。
そういえば此処で働いていたのだったか。]
……わざわざすまんな。
あんなことがあったんだ。気にするな。
[一度、101号室のある方へと視線を向けてから答える。
彼女とこの娘は仲が良かったのだろうか。
そんなことを思い。
自然とその頭を撫でようと手を伸ばしかけて。
やめた。
部屋については、以前もその部屋だったからと告げる。
遺体の状況についても、女子どもに聞かせる話でもない。
話題にすら出さず、そのまま移動した。]