― カレルと ―[>>420 ぼんやりと、聞いているのかいないのか…といった表情を浮かべていたが、こちらから差し出した手に やがてカレルの手が重ねられる。ぎゅ…っと力強く握り返す]モノ好き…でもないぞ。人を超えた時間を生きるなら…傍らに一緒に過ごす人は…欲しいだろ。どれだけ時が流れても… 人が姿を変えて消えても…私は変わらない。そしていなくならない。だからだよ。[そう言って笑った]