それは俺の役目では無いとも思っていた。お前はトールと近すぎたのもあって…俺は、遠巻きに見ているだけだった。[自分にとって、やはり違う存在なのだと。部下のようにも出来ず、後輩のようにも接せられず。挙句赴任して間もなくの勝手のせいで。期待が失望へと変わり、心はすぐに離れてしまった。離れて、そのまま、それっきりで。]