ああ、船長。[当のドロシーが姿を見せる前から、船長がやって来た事は分かっていた。ドアをそっと開けていても、ノックの勢いで丸わかりである。それに、ここにいる時間も長い。最近じゃ近付いてくる足音だけでも誰かを見破れるようになったほどだ。] ちょうど今からそっち行こうと思ってた所っすよ。