しっかしまあ、これが本当のウルフライダーっすね。
ただ後でクレーデルに嫉妬されなければいいんですけど。
[トールが狼変化する姿を見物する事とはできたか。既に変化した後であっても気にせず、二人の下>>403に近寄ると、騎士に傅く従者のように、鞍や鐙などの馬具を調節する役を買って出る]
一応聞きますが、手綱は不要ですよね。
わんこでかいとは言え、陛下が跨ると小さく見えます。
[声をかけながら手伝いを済ませると]
ま、露払い程度には役立って見せますよ。
たまには陛下の戦の先陣を務めるのも悪くないと思っていたところです。
[本来ならば一生ない事でしょうし、などと笑いながら仕上げとばかりにわんこの頭を撫でる。ついでにそっとその口に指を一本含ませるように差し込んでみた。特有の鉄錆の味覚を彼に与えながら戦場に向かう時を待ち、ウルフライダーを先導するつもりでそこに控えた]
まあ最後には、飛び出して行ってしまうでしょうけどね。
[どれだけの大軍を率いようとも、後方に控える事も、他人が暴れるのに遅れる主ではない。だから最初だけでもと思いながら]