…いぃわ。憶えておいてぇあげる。[人差し指を伸ばし、シェットラントの額に指腹で触れた。冷たい指先に、額のぬくもりが心地よい。…こちらに向けるその気遣いが、嬉しかった。] その代わりぃ。 遅れて来たら駄目出しするからぁ、覚悟するようにねぇ。[翠の双眸に楽しげな色を乗せる。戯れのように、つつんと額を軽く押した*]