[らりちらりと舞い落ちる雪がまるで羽が降っている様に見えると呟いて。]もしも雪が天使様の羽なら、お空のうえに天使様はいるのかな?[その後に続く言葉は問いかけていながらも独り言めいていた。その間、少女の神父の袖を掴む手の力は徐々に抜けていって、すとんと少女の腕が落ちる。そのまま廊下を歩き続けて羊飼い達が待つだろう居間へ。*]