「すまんが、水を貰えるか?二人分。」
[良いタイミングで声をかけられる。>>405
見れば、銀髪の綺麗な男性の姿があった。たまに来店してくれる彼は髪色が印象的でよく覚えていた。
相変わらず綺麗な色だな、と見惚れていると、シメオンと名乗った彼は、ダーフィトと知り合いらしい話を。
「味も『見た目』も気に入ってるんだろうなあ」という言葉に思わず「本当?!」と顔を輝かせた。
ダーフィトは味は褒めてくれても、見た目についてはあまり言及してくれないのだ。あまりの芸術的出来栄えに言葉で表現できなかっただけなんだな、と嬉しくなりながら]
シメオンもお疲れ様。大丈夫だった?
もちろん覚えてるよ〜いつもご来店ありがとうございます!
私はエレオノーレ。知ってると思うけど、シェフやってるの。
ダーフィトには今度とびっきり見た目にも気合を入れて作ってみるよ。
その時はぜひシメオンも食べてね!
[いつも普通のメニューを頼む彼が、ようやく彼が創作料理に興味を持ってくれたことに嬉しくなる。
にっこり笑いかけ、頼まれていた水を手渡す。]
はい、二人分だね!
[カーク達にも飲み物を配ると、自分も喉の渇きを覚えて、ぐびっと水を煽った。]*