― 氷の橋 公国側岸壁付近 ―
こちらだ!馬の足を折らない様、気を付けて橋を渡れ!!
[撤退戦の補助…公国兵が近づけば斬り捨て、帝国兵が近づけば道を開けて誘導する。
ソマリ、ダーフィトより先行して退却を始めた斥候隊の面々>>127が、数人ずつ現れ始め、橋の上を移動していく。]
そちらの隊長の話は聞いている。魔石回線を通じて、先ほど、無事を告げる報告があった。
今はこちらに向かっている最中だ。
……再会を喜ぶつもりなら、橋を渡り切った後で、だな。
[メルクーリオと名乗る若い斥候隊の兵士から、撤退直前の様子と援護を求める言葉を聞かされる。
先ほど魔石通信で得た情報を告げると、安心した様子で橋の上を移動していった。]