雪…、も。今夜は荒れるのかなあ。銀嵐が来なければ良いけど。[もしも銀嵐が来る様なら今夜は宿屋に泊まった方が良いと考えながら、少女はお喋りを続ける。その間、少女の視線は窓の外へと。]…雪は綺麗なだけじゃないって知ってるけど、でも、天使様の羽みたいって。[いつかクララから借りた絵本に描かれていた天使様の絵を思い出してはそう言った。]