人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


狩猟師 ギィ

 これしか、やりたいことが無いからな…、今の所。

 そうか? ――…ならばもっと良いところを見せよう。

[そう言って、鳥の群れを待った。
連弾で、数匹の鳥を撃ち落とすという技を披露しようとし。
待つ合間に紡がれた言葉へは「勿論、歓迎するよ」と、
二つ返事を返す。

横で見ているだけでも
充分にコツを掴んでくれるだろうと、そう思っていたし
――…人望厚く、有能な彼から賞賛を受ける事に
優越感を覚えていた。

この時は、二度と共に狩りに行けなくなるなどとは
思わなかった、から*]

(430) 2013/10/13(Sun) 03:59:25 (presage)

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