これしか、やりたいことが無いからな…、今の所。 そうか? ――…ならばもっと良いところを見せよう。[そう言って、鳥の群れを待った。連弾で、数匹の鳥を撃ち落とすという技を披露しようとし。待つ合間に紡がれた言葉へは「勿論、歓迎するよ」と、二つ返事を返す。横で見ているだけでも充分にコツを掴んでくれるだろうと、そう思っていたし――…人望厚く、有能な彼から賞賛を受ける事に優越感を覚えていた。この時は、二度と共に狩りに行けなくなるなどとは思わなかった、から*]