― 士官学校跡地 公国側橋前 ―
火矢に油を混ぜてきたか…あちらも準備万端だな。
[川沿いに設置したバリケードが燃えている。
炎が徐々に下草を伝う様子を見ると>>353>>385、舌打ちをして指示を出し直す。]
工兵隊3・2・8班は作業中止。延焼した建物側壁の消火作業に当たれ!
手が付けられない様なら、魔器の使用も許可する!
燃えているバリケードは、もういい。
裏に石でも岩でも投げて当面、上陸されないようにだけ注意だ。
そこ!頭は出すな!
火器の的になったら一発で終わるぞ!!
[部下に声をかけながら、公国側沿いの被害状況を確認する。時折投げ込まれる火矢を避け、地に落ちたそれの残骸を靴底で踏みにじる。]