[あ、意外と味見の仕方を理解してるんだ。
味見をしない、と云う料理が壊滅的である大フラグが折れた音を心のどこかで聞いた気がした>>278]
か、カタリナ…。
無理をする位なら、俺が特攻隊長になっても…いや、何でもない。
[言い掛けて、これ以上口にするとリデルに殺されそうだと本能的に知覚した様子。
誰しも、己の命は惜しい物だ、と言い聞かせる事にしたのだが。
顔を綻ばせると云う想像外の反応>>289。
ふふん、とドヤ顔を向けるリデルの勝誇り方に、ぐぬぬ、と発言権を失いつつある己を正しく理解していた、そんな厨房での事は、確かに多少気を紛らわせるのには成功しただろう*]