[卒業し寮という垣根が取り払われれば、地位こそ違えど、あとは同国貴族同士の交流となる。公の場で顔を合わせることも増え、書簡を交わし、共有する時間が増えるにつれ、トルステンへの信頼は蓄積されていった。彼の元で動くことに、なんの心配も憂慮も要らぬ。] は。 では、同行いたします。[会議への参加を命じられれば、踵を揃えた敬礼で諾を返す。>>791その足で、各将の顔ぶれ並ぶ会議の場へと赴いたのだった。*]