―現実世界:翌朝:レストラン―[人の列に並び、何となく気になったものを選んで皿に移すを繰り返していると、和洋中の混ざった取りとめもない朝食メニューになった。] ……飲み物。[足りないものを思い出し、再び席を離れると、楠を呼ぶ声がした。>>387『永莉斗兄さん』とよぶのは世界に一人だけ。 だから声の方を向いて、その人物が居たことに瞬く。]……輝音、どうしてここに。[偶然過ぎるなと息を吐いた。*]