─そうして翌日─
…さて、どうしようか…。
[>>391あたしと玲緒は並んで奈良駅のホームに立っていた。
最終日の課題をこなそうと駅に来たんだけど、うっかりと呪詛を受けてあたし達の手が離れなくなってしまった。
>>#1親切なお坊さんに呪詛を解くヒントは貰ったんだけど。]
取り敢えずは、火と金の場所?を探さないとね。
奈良で探すか、京都に行ってしまうか…。
[何はともあれ、先ずは情報収集。
ガラケーは鞄の中だから、玲緒に取って貰おうか。
あたしの利き手は右手だから、いつも通りにしようとすると動き辛い。**]