[冷たく響く頭の中の声>>424に涙が止まる] ……。[眠る祖母の顔を見れば、酷く穏やかで。じわりと涙は滲んだけれど] …みえない。[ぐいっと服の袖で顔を拭い、全力で祖母の幸せのみを願っていたらしい相手を見た] ばーちゃんさ、ちっちゃい頃よく言ってたんだよ。 人を好きになれる人間になりなさいって。でないと人に好きになってなんてもらえない。まずは自分が相手を好きでありなさい、ってさ。[遠い日を思い出す。彼は祖母のそんな言葉を聞いたことはあったのだろうか]