― 銀嵐の中 ―[走っていく背>>396を追いかけようとしたけども。 先の捜索で体力が減っていた男は、ディーターの足に追いつくことは出来ず。 代わり、カタリナが後を追ってきたか。]フリーデルっ!ディーターっ![二人の名を叫んでから、雪へと視線を落とす。 ディーターのものであろう足跡は雪に消されそうになりながらも僅かに残っていた。]こっちだっ!