[なぜそこで「だから」になるのか不思議がられただろうか。しかし少年はそれ以上の説明はせず、]どっちにしろ退けないし……僕の夢のためには。ってことはやっぱり、精霊師同士の意地と意地とのぶつかり合いはありうるな。[結局ジークムントの頭を悩ませる結論に落ち着いた気はするが、体力をちょっと削って思いを語った少年の表情は、やけに、清々しかった*]