人狼物語−薔薇の下国

178 薄暮の海―CLASSIFIED MISSION―


電測士 リエヴル

しかし……小銃なんて触るの、士官学校の射撃訓練以来ですよ。
まあ、成績のほうは、可もなく不可もなくでしたが……。

[ジャンが置いていった騎兵銃を、掲げるようにして眺める。
銃身の短い騎兵銃とはいえ、やはり、それなりの長さはある。
狭い艦内では、取り回しに不便なことがあるかもしれない。
こういうものは、大方、乗員から陸戦隊を編成するようなときに使用されるものだろうし。
もし実際に使うとなれば、拳銃のほうが便利かもしれない。艦内では、射程の優位もなにもあったものではないだろうし]

……うーん。
故障箇所を探すにしても……これ、携行しますか?

[4kgほどの重さもある騎兵銃を背負って、場所によっては垂直ラッタルもある艦内を動き回るのはぞっとしない。
とはいえ、銃器を無造作においておくわけにいかないのも確かではある。それこそ、工作員に回収されでもしたら、大変なことになってしまう。
置いていくなら置いていくで、どこかに隠匿するか施錠できる場所に封印するかしなければいけないだろう]

(426) 2014/04/20(Sun) 17:43:35

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby