― 回想:高級将官執務室 ―[差し出された手。>>0:788何隔てることのないトールの笑みに笑みを返し。手袋をした手と手を重ね、握手の形へと。] それは。長旅お疲れ様でした。 最前線に程近く、ゆっくり…というわけには行かないでしょうが、休息はどうか取れるうちに。 …そういえば、手土産という程のものではないのですが、甘味を持参しました。[トルステンが常備していた甘味を丁度切らしていたことは知らず、広げた羊皮紙よりも少し小さいサイズの箱を上官へと差し出す。]