それであなたは、止めないといけない立場にある人――だったり するのかしら?[淡々とした声に、色のない声が返る] ええ、戴いたわ。 あなたが手配したのね、それじゃあ。[茶を飲んだかを問われれば、軽い首肯とともに、隣へと視線を流す>>423] 有難う。思い出させてくれたこともね。 真っ先に聞きたかったのは、違う事よ。 ディークは…、赤毛の彼が、血を与えてくれた彼は。…無事?