[しかしペーターが霊能者と名乗り出て、それは吹き飛んだ。] って?あの正体不明の男、幽霊だったんですか? まさか、今ここにいたりしません、よね?[ソファの上で両手で二の腕をこすりつつあたりを見回す。知らない人に見られているだけでもぎょっとするのに、こちらから話しかけられないとなると大丈夫か?と思ってしまう。ローゼンハイム>>417の話を口にしたゲルトに、一瞬視線を向けた後、ペーターの答えを待った。**]