[行く手を阻むものがあれば、本来ならば騎馬用の武器である片手剣を抜き、斬りつける。
そのたびに背中にひきつけるような痛みが走るが、構ってはいられない。
その姿が両者の視界にうつったようだ。
老将の視線>>386を感じながら、オクタヴィアスの呼びかけに頷くと>>408
彼らの間に割り込むようにして立ち、剣先を老将に掲げる]
この勝負……。
オクタヴィアス様の代わりとしては不服だろうが、私が相手になる。
[二人の間に割って入ることは、彼らにとっては興ざめになるかもしれない。
それでもそうしたのはオクタヴィアスを信じていないからではない。
オクタヴィアスには、あの扉の先を一刻も早くくぐり抜ける義務があるからだ]