ー医務室ー
[ほんの少しの間、ベネディクトと問診ーというより雑談に近いがーを交わしたところで]
prrrr..
[呼び鈴がなる。非常時、特にラヴィやスノウ達システムからの呼び出しが主な為、ほとんど鳴るところを聞いた事が無かったため、少し動揺する。
問診を中断し、彼に断りを入れてから受けた。]
ーはい、、えっ!...わかりました。すぐ向かいます。
...なんてタイミングなんだ...
[船内で人が倒れたという話から、様々な理由を思い浮かべはしたが、それらの情報は全てー議員がーという一言で頭から離れていった。
少しだけ、鼓動が早まる。
ベネディクトに、具合が悪いようならベッドを使用したらいい、と一言添えて、駆け足で医務室を出た。]