[傷に舌で触れて癒す動きは、自分自身でもやったものだったが。他人に与えられるのはまた違っていて、なんとも言い難い感触に眉根を寄せる] いい、痛くない から[人に脱がされるのを待つのもなんだった。片手をベルトにかけて、自ら金具を外そうとする。怪しげな手つきながら、何度か試せば外れるだろうと]