― 学校・救護室 ―[>>336 一気に矢を身体から引き抜いて。あがる呻き声を耳にしながら、僅かに冷や汗をかきつつ、黙々と手を動かした] 笑いやしませんよ。慣れる類のものじゃない。[そう答えつつ。不意打ちで幾つもの命を、という言葉に、僅かに眉を上げる。……気になったが、良い話でない事は明らかだった。鎮静剤が必要な今の状態で、振る話ではあるまい]