[思いがけずひらりと間合いを広げられ>>423]
フン、貴様が僕を殺す理由が無くとも。
僕には貴様を殺す理由がある。
僕はこの騒動を収め、アースガルドに行かなくてはならないんだ!
[間髪入れずハンドガンで3,4発。
眉間に狙いを定めて何度も撃つが、犬は持ち前の身軽さできっとひらりと交わすだろう。]
くそったれの犬がちょこまかと…!
[何度も何度も発砲すると、やがて拳銃のスライドロックが動かなくなる。
弾切れだ!!]
しまった!マガジンはどこだ…!
[ガラクタまみれの床の中から、換えのマガジンを探す。場所の検討はついていたからすぐに装填に向かわないといけない。
止む無く、一瞬犬に背中を向けた。
それは、痩せっぽちの犬風情だと無意識のうちに油断していたからにほからなない。
相手にとっては、獲物を狩る千載一遇のチャンスだろう*]