人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


申 炉 ロー・シェン

―春日荷茶屋―

[本来ならば栗とさつまいものはずだったが、
仕入れの問題なのか、何故か来た粥の具はきのこだった。
届いたそれを静かに見つめていた大河が席を立った隙に
件の群れを掠め取る動作は盗人猛々しい堂に入ったもの。
戻ってきた大河からの咎めるような口振りには、
反省の欠片もなく口笛を吹く真似を返し。>>387]

人の料理って美味く見えるからな。

[尤もらしい理由を口にし、葛餅を皿の上に乗せてやる。
惜しむ気持ちはあれど後で出てきた肉を奪われるよりかはましだろうと自分を納得させて。]

(424) 2014/10/25(Sat) 01:45:21

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