人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


学生 アレクシス

[目覚めがこの通りであった為、夢見の悪さについては
その後触れる事が無かったのは幸いだった。
トール及び声の主には感謝せねばなるまい。]

そうだ…メガネ、メガネ……。
ああ、あった。

[上着に入れ放しになっていた眼鏡を探ろうと、手を伸ばす。
掛けられていた上着を掴み、ケースを引き出した所で
ようやく気付く。
眼鏡が無くとも、ものが見えると。]

……有難いような、そうでないような。

[それならもう眼鏡は必要ないはずだが、それが無ければ
自分の何もかもが変わりきってしまうようで、怖い。
だから眼鏡は変わりなく身に付ける事にした。]

(424) 2014/05/06(Tue) 20:22:44

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