[>>419 ヴィンセントの言葉に、幽鬼のように頷いて] あの時は、迷惑をかけたな……。貴官の忠告に従って下がっていれば、こんなことにもならなかっただろうに。 ああ。私も…… 貴官が、無事でよかったと、思う。[男だらけの学校でも小さな背をぴんと伸ばして歩いていた。 しかし今は、喪われてしまうものにしがみつくように、じっとノトカーの手を握っていた*]