[そんな風に言いながら、亜梨沙と手を繋ぎ四条通りへと向かう。一緒にいればなんだって越えられる。そう言ってくれた人>>383にはしかりと頷き、それを示す様なつもりで手を繋ぎ合っている気分だった。傍にいてねと言われたのには、頷きのままに、何度もうん、うん…と呟く事しか出来なかった。その理由は、子供の頃に望んだ関係が今更になって手に入った事が嬉しくて、必死だったからだ]