― 作戦会議終了後・シロウの話 ―[護衛のはずのシロウが近づいてきた時に、右手が右の腰のホルスターに伸びたのは、レナトの忠告が頭に残っていたからだったが、流石に抜くことはしない。学生時代なら左の剣に手が伸びるところを、右に伸びたのは、学校を卒業してからは、たびたびディークと銃の訓練をしていたからだった]