[副艦長として、アースガルドの者として、 正しい行為ではないと、分かってはいても。 今は…彼らを、かつての”仲間”を、 死なせたくはなかった。 ラグナロクごと、シルバー・メリー号を守ることと、 彼らの命を守ることが、辛うじて両立できる間だけは。 だが、状況が変われば… 何を守るべきか。 守るために、何を犠牲しなくてはならないかは 父を食い殺した時から始まった悪夢と 死にぞこなった戦場で、痛いほど、分かっている。** ]