人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 水上機母艦クラーニヒ ―

 ……戦艦と相対する前衛の援護をしつつ、敵空戦戦力を牽制、と。
 基本はそれでいいんですね?

[飛んできた指令を確かめるように繰り返す。
妙に愉し気に見える表情に、整備兵が物凄く物言いたげな視線を向けてきた]

 ……任せてもらいましょうか。
 俺、そーゆーの得意ですから。

[に、と笑って返した言葉に、向けられたのはうわー、とでも言いたげな視線だったが、それ以上は何も言う事なく。
海面に下ろされた愛機の操縦席で、呼吸を整える]

(421) 2015/11/08(Sun) 00:17:10

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