人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


修道騎士 バルタザール

>>395
[友の、無い筈の右腕が頬を打つ。
――否、己には見えている。触ることもできる。
彼の熱き魂、その一部である腕が。

破れぬ筈の唇の傷に手の甲を当て、こぼれぬ筈の血を拭う。
そうして、彼を真正面に見据え、彼の信に応える。]


 ……貴様に言われずとも、私は消えはしない。
 神が私に剣であり続けよと命ずるなら、私はその使命を全うする。
 たとえ、魂無き死者であろうとも。
 折れ砕けようとも。

 ふたたび刃を打ち直し、剣として在るを望む。

(420) 2014/02/27(Thu) 23:21:37 (wuming)

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