[弓を手にしたサシャさんもと共にメイン・サロンに戻ることになり、道中も彼女に幾度となく助けていただきました。
私自身も不慣れながら拳銃や体術、護身用のレーザーナイフを持ち、何とか彼女の足を引っ張らないでおこうと必死になっていました。
無事サロンに辿り着き、共に腰を下ろし休憩をすることにしましたが、間も無くサシャさんから大きな溜息が漏れたのが隣で聞こえました>>370。
弓を扱うことは慣れていても、ドロイドに弓を構え射るという経験は恐らく初めてなのでしょう。]
こうして無事戻って来れたのも、サシャさんが居て下さったからです。
本当に……ありがとうございました。
[彼女に精一杯の労いの言葉をかけて、休憩しながら彼女が隣で弓の点検を始めたのを覗き込んでいたのですが、一部損傷があったようです。
私は修理するどころか弓の部位の名称すら知らない素人。
助けてもらった彼女の力になれないことに、表情には出さないものの、内心悔しさを滲ませていました。*]