『 北の然る者が君達の勇気に敬意と興味を覚えた。 王府に散らされずこの騒乱を切り抜ける事が出来るのならば ―― 盟主へ取り次げ 』[やがて男は、白馬を降りたまま、十人の親衛小隊を引き連れてシュビトへと赴く。既に騒乱の火種は燃え上がり、争いが始められていた*]