(……こんな馬鹿を見守ってくれて、ありがとうございます……)
[演技を続けてくれている様子の村長に、内心で安堵するも。
ヨアヒムの言葉>>415を聞けば、呆れたように呟いた。]
なんだ。俺のことなんて、庇う理由はないだろうに。
[言葉を制するように、琥珀色を鋭く向けながら。]
俺にはもう、嘘をつく理由も、庇うような相手もいない。
フリーデルが敵である結社員とわかって、この身を恨みもしたが……
今となっちゃ、もうそのリデルもいない――…。
[夜半に響いた、寂しげな咆哮。>>55
それは、紛れもない真実だったのだけど。]