[人ではなく魔物の群れを見つけた場合、カレルは堂々と名乗りを上げて、宣戦布告を聞いているか、と問うた。その答えで魔物の情報伝達の範囲がそこそこ掴める。いざ戦いになれば、カレルはペガサスで高度をとって、スリングショットで群れのリーダー格を倒し、魔物の指揮と士気を挫いて勝利する戦術をとった。逃げる敵は無理には追わない。北の渓谷には弓兵と工作兵が待ち構えている。そうして、少しずつ拠点を北上させて、奪還区域を広げていった。]