[震えている――、背中に伝わる感触に目を閉じる。胸に顔を埋めるようにしているジムゾンを抱きしめ、伝わる体温を楽しむ。確かに人と触れ合う温もりは、心地良いものだ。早くカソックを暴いて犯してやりたい気持ちと、それでも目の前の綺麗な人を傷つけたくないという気持ちがせめぎ合ってぐるぐるする。][気がつけば手は、ジムゾンの髪を優しく撫でていた。]