─回想・昼食時─[>>389未谷の子と仲良くするのは許されない事なのだと、そう教えられて。どう接していいのか悩んだあたしは玲緒と距離感を、関係性を変えた。そうすればあたし達は自然でいられると思って。だけど旅行に来てからあたしは――]…いいんだよ。あたしはそう思う。[昔見たような明るい笑顔が玲緒に浮かんで、あたしは嬉しくなる。きっとあたしはずっと…、玲緒のこの顔が見たかった。]