ありがとう、兄ちゃん…。[兄の頬に手を添えて、そっと撫でる。]あのさ…、兄ちゃん…。俺まだ、願い事してないんだ…。俺がここにいるのもみんな…兄ちゃんのおかげだからさ…。俺の分の願いは、兄ちゃんのために使って欲しいって。そう思ってる……。[何もしてこなかった自分ではなく。"これは本来兄のものである"と、そう思っていた。**]