― サクソー川/橋の北側 ―
[盟主の姿、それに応じた号>>397に敵兵が動き出す。
応じるように動くは弩の射線から引いた歩兵隊]
「オクタヴィアス様が戻られるまで」
「この場所を、護る!」
[先に飛ばされた激、それに戦意を奮い立たせた歩兵たちが、駆けて行く。
交差の果て、地に伏す者あり、川に落ちる者あり。
けれど、引く意思を見せる者はなく]
……左翼の連中に、連絡飛ばせ!
これそうならこねぇと、祭りに遅れんぞ、ってな。
[先に報せを持ってきた騎兵にそんな大雑把な言伝を投げる。
左翼方面の動きはほぼ一任していたため、状況の把握は殆どできていなかったが。
間に合う間に合わないはさておき、呼ばない理由はない]