― 中庭 ―[がさごそと茂みを掻き分ける音がする。はっと音のしたほうを振り返ると、愛らしいもふもふが姿をあらわした]お、スノウ、いたいた。ほら、お菓子だよ。[ヒンメルとした会話はどこへやら、先ほど調達したクッキーを1、2枚スノウにあげて]ふふ、触ってもいいかな。[しばし、スノウのふわふわの手触りを楽しむ]