― 回想:戦場 ― 退却、する!俺に続け![自陣に向けて、ツヴァイヘンダーの切っ先を、大きく振り切ると、彼の意を汲んだ白馬が、高く嘶いて駆け出した。その後を必死に追って、氷竜軍は漸く、まとまって退却を始める]………!?[上空に現れた緋色に気付いたのは戦場を半ば辺りまで横切った頃…殿として残ったロー・シェンの姿を探して視線を後方に向けた時だ>>365]竜…?!あいつ騎竜師だったってのか?ローッ!?[叫びは、轟風に飲み込まれ>>386やがて、炎の壁が視界をも閉ざして>>387]