[ソマリアランから感謝を向けられたが、力なく笑みを浮かべるしか出来ず。命を落としてしまった騎士に視線が向くと、瞳を伏して冥福を祈った。本当ならば歌で送れば良かったのだけれど、それが出来る程に精神的な回復はしていなかった][帰路は、どことなく雰囲気が暗かったように思う。とにかく帰ることだけを考えて、必死だったようにも思う。その間ローズマリーはずっとヤコブの傍を歩いていた*]