ラト、この欠片の使い道なのじゃが―― こやつに、この神に、使ってやりたいと思う。[覇気を完全放出して覇王をやめても、その口調は癖になってしまっているのかそのまま残ってしまって――当分はこのままかもしれない。 女王らしさを残したまま――あるいは纏うものが変わってある意味女王らしさを増して――片割れを向いてそう告げた。]