人狼物語−薔薇の下国

238 奪還試験


喪失者 シュテルン

[>>396始めの問いには首を振った。]

……わからない。
さっき言っただろう、僕は何も覚えていない。
お前の事も、自分の事も。
僕が「シュテルン・ダルシュバーレイ」だという事も、
お前が「リヒト」だということも、ついさっき思い出したばかりだ。

もっとも、思い出したのは名前だけで、
僕が何者なのか、お前が何者なのかは、まだ知らないままだけど。

だから僕が今までどこに居たのか、どこから来たのかすらも解らない。
気が付いたら、この近くに倒れていた。
頭に傷があったから、何かの拍子で頭をぶつけて、記憶を無くしたのかもしれない。

(414) 2014/08/19(Tue) 23:06:58

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